✤ やってはいけない教室選び①
「安さ」だけを基準に教室を選ぶ
「できるだけ安い教室を選びたい」
そう思うのは当然のことです。
世の中には、たしかに安くても良いものが
たくさんあります。
しかし、初めて本格的に語学を学ぶのであれば、「安さ」だけを基準に教室を選ぶのはおすすめしません。
なぜなら、韓国語の学習では、最初の段階で身につける正しい発音が、その後の上達を大きく左右するからです。
料金を抑えるために大人数のグループ授業を採用している教室では、一人ひとりの発音を細かく確認し、必要な修正を行うことが難しい場合があります。
たとえば、同じクラスに10人以上の生徒がいる場合、講師が一人ずつ発音を確認できる時間は限られます。授業中に一度発音できたとしても、講師から具体的なアドバイスを受けられないまま、次の生徒へ進んでしまうこともあります。
「自分では正しく発音しているつもり」
でも、実は少し違っている。
韓国語には、日本語にはない音や、似ているようで区別が必要な音があります。たとえば、母音の口の形や、パッチムの音、濃音・激音・平音の違いなどは、独学や大人数の授業では確認しづらいポイントです。
「この発音で合っているのかな」
「周りの人の前で何度も発音するのは恥ずかしい」
このように感じて、疑問を解消できないまま学習を進めてしまう方も少なくありません。
この小さなズレをそのままにして学習を続けると、いつの間にか自己流の発音が癖になってしまいます。
たとえば、
単語を覚えても相手に聞き返される、
知っているフレーズが会話で通じない、
リスニングでは聞き取れているのに自分が発音すると伝わらない、といったことが起こる場合があります。
そして、初級のうちは気づかなかった発音の癖が、中級・上級になってから大きな壁になることもあります。後から発音を直すことはできますが、すでに身についた癖を修正するには、時間と意識が必要です。
だからこそ、韓国語を始めたばかりの大切な時期ほど、料金の安さだけではなく、「一人ひとりをきちんと見てくれる教室か」を確認することが大切です。
少人数制や個別指導の教室を検討する場合は、次のような点を確認してみてください。
- 1クラスの人数は何人か
- 講師が生徒一人ひとりの発音を確認する時間があるか
- 発音を間違えたとき、どこが違うのか具体的に説明してくれるか
- 口の形や舌の位置、息の出し方まで指導してくれるか
- 授業中に質問しやすい雰囲気があるか
- レッスン後に復習ポイントや課題を教えてくれるか
- 体験レッスンで、自分の発音について具体的なフィードバックを受けられるか
「少人数制」と書かれていても、具体的な人数が明記されていない場合があります。また、少人数であっても、講師が一方的に説明する時間が長ければ、生徒が発音を練習する時間は十分とは限りません。
そのため、人数だけで判断するのではなく、授業中に自分がどれくらい話せるのか、発音をどのように確認してもらえるのかまで確認することが大切です。
安いから悪い、高いから良いという話ではありません。
大切なのは、
「その料金で、正しい発音や学習方法をどこまで教えてもらえるのか」
そして、
「自分の発音や理解度を、講師にきちんと見てもらえるのか」
ということです。
体験レッスンを受けるときは、次のような質問をしてみるのもおすすめです。
「発音の間違いは、どのように指摘してもらえますか?」
「一人あたり、どのくらい発音練習の時間がありますか?」
「授業中に質問できなかった場合、後から確認できますか?」
「自分の苦手な発音を記録して、次回以降も見てもらえますか?」
こうした質問に対して、具体的に答えてくれる教室であれば、入会後の学習イメージも持ちやすくなります。
「もっと早く、ちゃんとした発音を習っておけばよかった……」
そんな後悔をしないためにも、教室選びでは価格だけでなく、指導の質と自分に合った学習環境を見て選んでください。
語学は、最初の土台づくりがとても大切です。
この方向なら、他の教室を直接批判せずに、最終的に「だからikoiはマンツーマンで発音を大切にしている」という流れへつなげられます。